普通自動車免許は取得することで、業種・業態を増やすことができる。普通自動車免許で活かせる仕事と聞いて、配送ドライバーを思い浮かべる人が多いだろう。配送ドライバーは、会社、学校、病院、工場から決まった場所まで指定された荷物を輸送する仕事だ。荷物の輸送だけではなく、目的地での荷物・資材の回収も配送ドライバーが行う。配送ドライバーを初めたばかりは、道に迷ったり、渋滞に巻き込まれたりと苦労することもあるだろう。しかし、慣れてしまえば近道をして渋滞に巻き込まれず、スムーズに業務をこなせるようになる。
メリットとしては、未経験・シニアでも普通自動車免許があれば、誰でも挑戦しやすい仕事ということが挙げられるだろう。ただ、単調な仕事が苦手な人には向いておらず、地道に継続できる人に向いている。キャリアアップを目指すのであれば、中型、大型免許の取得をオススメする。企業によっては資格取得の資金を負担してくれるので、さらに仕事の幅を広げることもできる。一方デメリットは、生活リズムが崩れやすいことがあるだろう。勤務時間が、早朝・夜中に仕事をする場合もあるからだ。また、配送ルートによっては日帰りができない長距離配送を担当する可能性もある。早朝や夜中勤務時には少しだが手当が付くこともあるが、生活リズムを崩しやすい仕事ともいえるだろう。
ネットショッピングの需要が高まっていることから、配送ドライバーの需要の高まりが見込まれている。今後はさらなる需要も見込まれているので、安定した仕事を得られるだろう。また、配送ドライバーに限らず、仕事のために自動車の免許を取得するべきか悩んでいる人もいるかもしれない。そんな人は、まず免許を取得することで就職しやすくなる仕事を探してみてはどうだろうか。