タクシードライバーへの転職

第一種自動車免許を取得して3年が経過しており、なおかつ21歳以上の方は、タクシードライバーになることをおすすめする。タクシードライバーは第二種免許が必要な仕事だが、実は大半のタクシー会社では、第二種免許の取得費用を負担してくれるところが多いからだ。つまりは、少ない費用で第二種免許が取得できるというわけだ。負担割合は会社ごとに異なるが、全額負担してくれるところも多い。

しかし、タクシードライバーになるために教習所の費用は負担してくれるが、通っている間は稼ぎがないのかと不安な方も多いだろう。実際は、教習所に通っている間は日当を出してくれる会社も多い。免許が取れた後も、タクシードライバーとして一人前になるまでの期間は月給を出してくれている会社もあるのだ。期間は会社ごとに異なるが、月給20〜25万円くらいは出してくれるところも多い。免許取得までにかかる費用や一人前になるまでの収入に不安を覚える方は、タクシー会社のホームページを念入りに調べたり、説明会に参加して質問したり、問い合わせをしておいたほうがよいだろう。

さらに現在タクシー業界では、地方を中心に深刻なドライバー不足に悩んでいる。第一種自動車免許を持っており、人と接する仕事がしたいが、ひとりの時間をつくりたいという方にはタクシードライバーがおすすめだ。乗客から支払われた運賃の一部を給料とする歩合制を採用しているところがほとんどだが(歩合率は45%くらい)、大手になると基本給+歩合給のため、収入の極端な減少も防げるだろう。